損傷種類⑮:舗装の異常

【一般的性状・損傷の特徴】
舗装の異常とは,コンクリート床版の上面損傷(床版上面のコンクリートの土砂化,泥状化)
や鋼床版の損傷(デッキプレートの亀裂,ボルト接合部)が主な原因となり,舗装のうきやポ
ットホール等として現出する状態をいう。なお,これら原因による損傷に限定するものではな
い。また,床版の損傷との関連性がある可能性があるため,ポットホールの補修痕についても,
「舗装の異常」として扱う。
【他の損傷との関係】
・ 対象とする事象は,舗装のひびわれやうき,ポットホール等,床版の健全性を判断するた
めに利用されるものである。舗装本体の維持修繕を判断するための判定ではないが,道路
の維持管理上有用と思われる情報は別途記録しておくのがよい。
・ 床版上面損傷の影響が床版下面にも及んでいる場合には,それに該当する損傷(「床版ひ
びわれ」,「剥離・鉄筋露出」,「漏水・遊離石灰」など)についてそれぞれの項目でも
扱う。

出典:橋梁定期点検要(平成31年3月 国土交通省 道路局 国道・技術課)

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