【一般的性状・損傷の特徴】
伸縮装置,排水施設等から雨水などが本来の排水機構によらず漏出している状態や,桁内部,
梁天端,支承部などに雨水が浸入し滞留している状態をいう。
激しい降雨などのときに排水能力を超えて各部で滞水を生じる場合がある。一時的な現象
で,構造物に支障を生じないことが明らかな場合には,損傷として扱わない。
【他の損傷との関係】
・ コンクリート部材内部を通過してひびわれ等から流出するものについては,「漏水・遊離
石灰」として扱う。
・ 排水管の損傷については,対象としない。排水装管に該当する損傷(「破断」,「変形・
欠損」,「ゆるみ脱落」,「腐食」など)についてそれぞれの項目で扱う。
出典:橋梁定期点検要(平成31年3月 国土交通省 道路局 国道・技術課)
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