【一般的性状・損傷の特徴】
鋼部材が完全に破断しているか,破断しているとみなせる程度に断裂している状態をいう。
床組部材や対傾構・横構などの2次部材,あるいは高欄,ガードレール,添架物やその取り付け部材などに多くみられる。
【他の損傷との関係】
・腐食や亀裂が進展して部材の断裂が生じており,断裂部以外に亀裂や腐食がない場合には「破断」としてのみ扱い,断裂部以外にも亀裂や腐食が生じている場合にはそれぞれの損傷としても扱う。
・ボルトやリベットの破断,折損は,「破断」ではなく,「ゆるみ・脱落」として扱う。
・支承も対象とし,この場合は「支承の機能障害」としても扱う。
出典:橋梁定期点検要(平成31年3月 国土交通省 道路局 国道・技術課)
参考資料:判定の手引き / 出典:岐阜県橋梁点検マニュアル(令和4年3月改定版)
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