R5技術士一次試験で、一発合格をしたため、二次試験へ挑戦したいと思っています。
このページでは、現在試験合格のために、まとめたり試行錯誤しいる勉強しながらまとめているページです。受かるまではただの個人メモとしてご覧ください。
難関資格と言われておりますが、個人的には資格試験を何度も受けたくないため(時間の損失)、合格するための勉強法を見つけ、できるだけ早く合格を掴み取りたいとの思いです。X(旧Twitter)上では、合格の方々がいらっしゃるため勉強法を参考にしつつ、日々研鑽していきます。
受験履歴
- 2024年度:初受験 結果:B.C.B 不合格
STEP1:試験の概要を知る(敵を知り、己を知れば百戦危うからず)
技術士とは?
技術士とは何か?
「技術士」は、国によって科学技術に関する高度な知識と応用能力が認められた技術者で、科学技術の応用面に携わる技術者にとって最も権威のある国家資格です。
技術士の定義
技術士法 第二条に
“科学技術に関する高等の専門的応用能力を必要とする事項についての計画、研究、設計、分析、試験、評価又はこれらに関する指導の業務を行う者をいう。”
第四十四条~四十七条には技術士の三義務二責務
①信用失墜行為の禁止
②技術士などの秘密保持義務
③技術士などの公益確保の責務
④技術士の名称表示の場合の義務
⑤技術士の資質向上の責務
試験科目と試験時間
出題科目は?
必須科目 〔午前/記述式;試験時間/2時間〕 40点
I「技術部門」全般にわたる専門知識、応用能力、問題解決能力及び課題遂行能力に関するもの
選択科目 〔午後/記述式;試験時間/3時間30分〕各30点
II 「選択科目」についての専門知識及び応用能力に関するもの
III 「選択科目」についての問題解決能力及び課題遂行能力に関するもの
必須科目Iは、2問中1問を選択、600字詰め答案用紙3枚に解答。
選択科目IIは、II-1とII-2に分かれている。
II-1は、受験する専門分野の専門知識を問う問題で、4問中1問選択、600字詰め答案用紙1枚に解答。
II-2は、受験する専門分野の応用能力を問う問題で、2問中1問選択、600字詰め答案用紙2枚に解答。
選択科目IIIは、受験する専門分野の問題解決能力と課題遂行能力を問う問題で、
2問中1問選択、600字詰め答案用紙3枚に解答。
必須科目は、Iの得点で60%以上取れていれば○。
選択科目は、II-1、II-2、IIIの得点の合計で60%以上取れていれば○。
必須、選択それぞれ60%以上で筆記試験合格となります。
→筆記試験が合格の場合、口頭試験を受験することができる。
①コミュニケーション・リーダーシップ
②評価、マネジメント
③技術者倫理
④継続研さん
合否:すべての事項が60%以上取れていれば合格。
※4月に提出する実務経験証明書が口頭試験の材料の一部となる。
合格率は?
一般部門(全部で20部門)の合格率は約10%程度。
技術士に求められるコンピテンシーとは?
技術士に求められるコンピテンシーは文部科学省によって定められており、以下の内容となる。
専門的学識
- 技術士が専門とする技術分野(技術部門)の業務に必要な、技術部門全般にわたる専門知識及び選択科目に関する専門知識を理解し応用すること。
- 技術士の業務に必要な、我が国固有の法令等の制度及び社会・自然条件等に関する専門知識を理解し応用すること
問題解決
- 業務遂行上直面する複合的な問題に対して、これらの内容を明確にし、調査し、これらの背景に潜在する問題発生要因や制約要因を抽出し分析すること。
- 複合的な問題に関して、相反する要求事項(必要性、機能性、技術的実現性、安全性、経済性等)、それらによって及ぼされる影響の重要度を考慮した上で、複数の選択肢を提起し、これらを踏まえた解決策を合理的に提案し、又は改善すること。
マネジメント
- 業務の計画・実行・検証・是正(変更)等の過程において、品質、コスト、納期及び生産性とリスク対応に関する要求事項、又は成果物(製品、システム、施設、プロジェクト、サービス等)に係る要求事項の特性(必要性、機能性、技術的実現性、安全性、経済性等)を満たすことを目的として、人員・設備・金銭・情報等の資源を配分すること。
評価
- 業務遂行上の各段階における結果、最終的に得られる成果やその波及効果を評価し、次段階や別の業務の改善に資すること。
コミュニケーション
- 業務履行上、口頭や文書等の方法を通じて、雇用者、上司や同僚、クライアントやユーザー等多様な関係者との間で、明確かつ効果的な意思疎通を行うこと。
- 海外における業務に携わる際は、一定の語学力による業務上必要な意思疎通に加え、現地の社会的文化的多様性を理解し関係者との間で可能な限り協調すること。
リーダーシップ
- 業務遂行にあたり、明確なデザインと現場感覚を持ち、多様な関係者の利害等を調整し取りまとめることに努めること。
- 海外における業務に携わる際は、多様な価値観や能力を有する現地関係者とともに、プロジェクト等の事業や業務の遂行に努めること。
技術者倫理
- 業務遂行にあたり、公衆の安全、健康及び福利を最優先に考慮した上で、社会、文化及び環境に対する影響を予見し、地球環境の保全等、次世代に渡る社会の持続性の確保に努め、技術士としての使命、社会的地位及び職責を自覚し、倫理的に行動すること。
- 業務履行上、関係法令等の制度が求めている事項を遵守すること。
- 業務履行上行う決定に際して、自らの業務及び責任の範囲を明確にし、これらの責任を負うこと。
問題で問われている内容とは?
「平成31(2019)年度 技術士試験の概要について」より以下となっている。
必須科目
現代社会が抱えている様々な問題について、「技術部門」全般に関わる基礎的なエンジニアリング問題としての観点から、多面的に課題を抽出して、その解決方法を提示し遂行していくための提案を問う
選択科目Ⅱ-1
「選択科目」における重要なキーワードや新技術等に対する専門知識を問う
選択科目Ⅱ-2
「選択科目」に関係する業務に関し、与えられた条件に合わせて、専門知識や実務経験に基づいて業務遂行手順が説明でき、業務上で留意すべき点や工夫を要する点等についての認識があるかどうかを問う
選択科目Ⅲ
社会的なニーズや技術の進歩に伴う様々な状況において生じているエンジニアリング問題を対象として、「選択科目」に関わる観点から課題の抽出を行い、多様な視点からの分析によって問題解決のための手法を提示して、その遂行方策について提示できるか問う
STEP2:勉強スケジュールを立てる・教材を集める
勉強スケジュールを立てる
・1月〜3月末 教材集め、勉強方法整理、受験申込書準備・キーワード学習
(受験申込書等配布期間:令和7年3月24日(月)から4月16日(水)まで)
・4月初旬~中旬 出題形式・解答例を確認、受験申込書準備、試験勉強開始
(受験申込:郵送受付 令和7年4月1日(火)から4月16日(水)まで。)
(WEB受付 令和7年4月1日(火)9:00から4月15日(火)17:00まで。)
・5月初旬 必須科目の過去問数年分を一通り勉強
・5月末 選択問題の過去問数年分を一通り勉強
・6月末 必須科目・選択科目の過去問数年分を
・7月初旬 選択科目Ⅲの予想・対策
・7月中旬 上記勉強内容を反復
・令和7年7月21日(月) 試験
勉強に用いるテキスト集め
まずは勉強する参考書集めから。技術士合格された方のおすすめ本などから気になったものを購入しました。
・技術士第二次試験建設部門 最新キーワード100
・例題練習で身につく技術士第二次試験論文の書き方
・国土交通白書の読み方
・技術士第二次試験「口頭試験」 受験必修ガイド
・聴く! 技術士二次試験 一発合格のツボ
・技術士第二次試験 傾向と対策
国土交通白書(令和6年版)
https://www.mlit.go.jp/statistics/file000004.html
修習技術者のための修習ガイドブック-技術士を目指して-第3版
https://www.engineer.or.jp/c_topics/003/003637.html
技術士第二次試験建設部門 最新キーワード100
例題練習で身につく技術士第二次試験論文の書き方
国土交通白書の読み方
技術士第二次試験「口頭試験」 受験必修ガイド
「聴く! 技術士二次試験 一発合格のツボ」
技術士ノートの作り方の参考にしています。
技術士第二次試験 傾向と対策
傾向の把握と対策方法の整理、論文の模範解答が充実している。
問題用紙(印刷用)
SUKIYAKI塾のフォーマットを利用させていただきます。リンク先はSUKIYAKI塾。
STEP3:合格するために目指すレベルを確認
- 技術士としてふさわしい実務経験証明書が作成・提出できている。
- A評価論文を複数テーマで作成できるようになる。
- 実際の試験を想定した手書きでの筆記練習ができている。
- 試験時間内に、論文を完成できるようになっている。
- 試験を回答できる知識が身についている。
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