住宅ローンを借りたあとに住宅ローン控除(減税)を受けるためには、物件の購入・入居を行った翌年1月1日から3月15日までに確定申告する必要があります。
私も住宅ローンを2021年に組んだ為、1回目の住宅ローン控除の為の確定申告を行います。
初めてのことでわからないことが多いですが、eTaxによる確定申告のやり方、必要な書類についてまとめてみましたので、参考になれば幸いです。
サラリーマンなので確定申告なんて初めてなので、どうやれば良いか分からないなぁ…
初めてのことなので、分からないのは当然。要点ポイントを押さえてサクッと確定申告しちゃいましょう。
住宅ローン控除を受けるには、1年目に「確定申告」が必要です。
住宅ローン控除は、年末時点の住宅ローン残高に応じて税金が戻ってくる制度のこと、「住宅借入金等特別控除」が正式名称となります。
内容としては、10年間(13年間)にわたり年末の住宅ローン残高の1%に相当する還付金を受け取れます。
(※今後の国の政策で変更となるかもしれません。)
住宅ローン控除を受けるためには、各諸条件を満たしたうえで、購入した物件に移り住んだ翌年の1月1日から3月15日までに確定申告を行う必要があります。
住宅ローン控除を受けるための必要書類
確定申告の必要書類は、以下の通りです。
書類名 | 入手先 |
---|---|
源泉徴収票 | 勤務先からもらえる |
住宅ローンの借入金残高証明書 | 借入先の金融機関から送付される |
マイナンバーが記載されている本人確認書類 (マイナンバーカード、住民票など) | 市区町村の役所 |
土地・建物の登記簿謄本 | 不動産会社または管轄の法務局 |
売買契約書または建築請負契約書 | 不動産会社、建築会社など |
確定申告書A | 税務署、もしくは国税庁のWebサイト |
(特定増改築等) 住宅借入金等特別控除額の計算明細書 | 税務署、もしくは国税庁のWebサイト |
【認定長期優良住宅等の場合】 証明する書類のコピー | 不動産会社、建築会社など |
それぞれの必要書類に関する詳細を簡単に説明します。
源泉徴収票
会社員であれば、源泉徴収票は、基本的には12月から翌年の1月31日までに勤務先から交付してもらえます。
住宅ローンの借入金残高証明書
住宅ローンの借入金残高証明書は、10月ごろから1月下旬までに借入先の金融機関から送付されます。
マイナンバーが記載されている本人確認書類
マイナンバーが記載されている本人確認書類は、マイナンバーカードか住民票となります。
e-Taxを予定している方はマイナンバーカード必須なので、まだの方は早めに作っておきましょう。
「eTaxを行う場合、マイナンバーカードとカードを読み取る機械が必要です
(スマートフォンでも可)」
土地・建物の登記簿謄本
法務局のオンラインサイトで申請することができます。
オンライン申請+郵送で手数料500円で発行可能です。
私が申請した時は、申請した翌日くらいに発送されてました。
一般的には「全部事項証明書」を取得すれば問題ありません。
売買契約書または建築請負契約書
売買契約書または建築請負契約書は、建築会社や不動産会社と契約した際に貰っている書類です。
確定申告書A(第一表・第二表)
確定申告書A(第一表・第二表)は1月の初開庁日以降に国税庁のホームページ上で配布されます。
2022年は1月4日から配布となっています。
(特定増改築等)住宅借入金等特別控除額の計算明細書
確定申告書Aと同様に(特定増改築等)住宅借入金等特別控除額の計算明細書も、国税庁のホームページ上で入手できます。
【認定長期優良住宅等の場合】証明する書類のコピー
長期優良住宅の場合は、「長期優良住宅認定通知書」が必要となります。
確定申告書類の提出方法
税務署に確定申告書類を提出する方法は、下記の3通りです。
- 書類を郵送する
- 電子申告(e-Tax)を利用する
- 税務署で申告する
今回私は、電子申告(e-Tax)を利用して確定申告をしようと思っていますので、e-Taxを用いた確定申告方法については別途投稿の予定です。
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